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憲法まもれ。そして国民の権利をまもる政治を

 

 憲法まもれ。この訴えをすることがいかに大切か、私は25年生きてきてはじめて感じています。与党が推薦した憲法学者ですら、今回の安保法制は「違憲である」と判断したのにもかかわらず、安倍政権は法制化をおしすすめています。私は憲法改正には反対ですが、憲法9条によって日本が守れない、と考えている方たちがまずすべきは憲法改正です。憲法にてらしてどう解釈しても違憲な法案を、憲法の解釈を無理やりねじ曲げて通すようなことが許されれば今後、日本国憲法の存在が無視され続けることになるでしょう。

 

 なぜ、安倍首相は改憲ではなく解釈改憲を無理押しするのか。理由は簡単です。今現在、憲法を改正したいという国民が少数であり、憲法改正が難しいからです。本来、憲法の改正は国民の意思によって行われるべきであり、時の政権やゼネコン、財界、アメリカの意向で行われるものではありません。まして、権力をしばる憲法を、国民をしばる憲法に作り替えようとする勢力にその資格はありません。

 

 今、私たち若い世代は本当にたくさんの生きづらさを抱えています。学費の問題、就職難、ブラックバイト、就職できたのはブラック企業、上がる一方の税金と物価、将来もらえるのかわからないのに払わされる年金。安倍首相の言う仮想の敵国に殺されるより先に、日本政府によって命をけずられ奪われる、これが現実です。

 戦争法案を廃案に、そして財界優遇でなく国民の権利をまもる政治を求めます。

 

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